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[親]

美貴を実家に送った
親父さんは帰宅していると、
母親から電話があったんだ
美貴「遅くなるかもしれないけど、電話するから…」
ノブ「うん、適当に時間潰してるから」
美貴「ノブも実家に行くの?」
ノブ「行かないよ」
  「面倒だもん」
美貴「?」
ノブ「早く、行っておいで」
美貴「うん」
そのとき、玄関が開き、お袋さんが出て来た
美貴「お母さん」
母親「信幸くんでしょ?」
俺、慌てて車から降り
挨拶した
ノブ「今晩は」
  「ご無沙汰してます」
母親「見違えたわ、」
  「大きくなって」
そう、以前、美貴と付き合ってるとき
よく、お邪魔したから
面識はあるんだ
美貴「…」
母親「信幸くん、上がって」
ノブ「いえ、もう、遅いですから…」
眼鏡をした、教育ママみたいなお母さん
以前から、ちょっと、苦手だったんだ…
家のお袋と違って、気品が有るっていうか
なんか、怖いんだ
結局、2階の美貴の部屋で、
一人待たされてる、俺…
どうしていいか、わからない
下で、どんな話しになってるかも、
気になるし…
15分ぐらいで、美貴に呼ばれた
美貴「お父さんが、呼んでるの…」
ノブ「…」
ノブ「初めまして…」
俺の挨拶を無視して、親父さんが言った
父親「聞けば、まだ、学生だというじゃないか」
迫力あるなぁ
父親「どうやって生活していくつもりなんだ」
ノブ「学生ですが、仕事もしてます」
  「それなりに、貯えもありますから…」
父親「ふん、折角良い大学に入ったのに、」
  「家の娘なんかと関わりもったら、
   だいなしじゃないか?」
ノブ「そんな事はありません!」
ちょっとムキになってしまった
父親「…」
  「勝手にしなさい」
  「母さん、飲んで来る」
上着を持ち、立ち去る親父さん
ノブ「…」
美貴「なによ、アイツ…」
  「偉そうに…」
美貴が、父親を小声で罵る
母親が玄関から戻って来た
父親を見送りに行ってたんだ
わが家では、見ない光景だなぁ
母親「ごめんなさいね」
  「信幸くん」
  「あぁいう人なの」
  「悪気は無いのよ」
ノブ「…」
たぶん、苦笑いだったかも、俺
母親「私も今日、
   美貴から聞いてビックリしたのよ、」
  「信幸くんと暮らしてるって…」
  「お父さんも、
   少しは安心したんじゃないかしらねぇ…」
美貴「ノブ、荷物手伝って」
美貴にせかされ、2階へ
美貴「長くなるよ、お母さん、」
ノブ「うん助かった」
  「何話していいか…」
美貴「苦手?、お母さん?」
ノブ「うん」
  「怒られそうで」
美貴「そう?」
ノブ「…」
美貴が荷物をまとめながら、ぶつくさ言ってる
美貴「ホントにムカつく」
  「変な所ばっかり、父親ぶって…」
ノブ「昼間の荷物は何だったの?」
美貴「反対されたら、そのまま家出するって、
   お母さんに言ったの」
ノブ「…」
美貴「最小限にまとめたんだ…」
ノブ「結果、OK貰えたから、いいじゃん」
美貴「勝手にしろでしょ」
ノブ「親父さんなりの、OKなんだよ」
美貴「…どうして、ノブは良い方にとれるの?」
ノブ「悪い方にとる意味無いじゃん」
  「同棲許可もらったんだから」
美貴「…」
ノブ「同棲で、いいんだよね?」
美貴「えっ?…」
  「…うん…」
  「ノブが、いいなら…」
ノブ「よかった」
  「また、同居って言われるかと思った…」
美貴「私、一度も同居なんて言ってないよ」
ノブ「そうだけど…」
美貴が鞄を閉め、俺の隣に座った
美貴「直ぐには、
   普通にエッチ出来ないかも、しれないけど…」
ノブ「そういう」
  「事じゃなくて」
  「俺の、彼女でいいんだよね?」
美貴「うん」
美貴が、俺の肩に、頭を乗せてきた
ノブ「…そういえば」
  「初めてキスしたのも、ここだったね」
美貴「うん…」
  「あの時から、
   時間が止まってればよかったのに…」
美貴の肩に手を乗せた
ノブ「美貴」
軽く、手で、美貴の顎を引いた
美貴「…」
美貴が目を、閉じた
ちゅっ
トントン
ノックされた
ノブ「!」
美貴「!」
慌てて離れた俺達
母親「仕度出来たの?」
美貴「う、うん」
母親「これ、お父さんから預かったのよ」
美貴に茶封筒を渡す、お母さん
母親「信幸くんに、迷惑かけないようにね」
美貴「うん…」
母親に見送られながら
美貴の実家を出たのは
夜10時ぐらいだった
美貴「…」
ノブ「どうした?」
美貴「キャッシュカード…」
  「…厄介払いか…」
ノブ「…だったら、お母さん、美貴に渡さないよ」
美貴「?…」
ノブ「想像だけど…」
  「親父さん、どうしていいか、
   わからないんだよ」
美貴「…」
ノブ「もしさぁ」
  「俺達の娘が、…」
  「…って考えたら…」
  「俺も、わかんないもん…」
美貴「…」
ノブ「飛躍し過ぎたかな、俺…」
美貴「ううん…」
ノブ「縁が切れなきゃ、
   関係は変わっていくかもしれないよ」
  「育てて行くもんなんだって」
  「人間関係って」
  「雅人さんが言ってた」
美貴「育てて行くか…」
ノブ「俺と美貴も、そうなりたいよね」
美貴「うん」
  「……私も、飛躍していい?」
ノブ「うん」
美貴「ノブの両親に、申し訳ないよね?」
  「…地元じゃ、有名だもん…私…」
ノブ「問題ないよ」
美貴「だって、来賓の人達とかも、来るんだよ」
  「噂されちゃうよ」
ノブ「あっ、美貴、結婚意識してんだ」
美貴「もしもだよ」
ノブ「ちぇっなんだぁ」「喜んで損した」
美貴「えっ?」
ノブ「全部、俺に任せなよ」
  「大丈夫だから」
美貴「……ノブが言うと」
  「ホントに大丈夫な気がするから、不思議…」
ノブ「大丈夫だよ」
美貴「…うん」
美貴が、俺の手を握ってきた
なんかいいな、こういうの
美貴「ねぇ、なんで、お母さん怖いの?」
ノブ「だって昔から、なんかさ」
美貴「クスッ」
美貴が笑った
美貴「学生らしい交際しなさいよって、
   釘さされたもんね、お母さんに」
ノブ「」
美貴「私、言っちゃったょ、
   同じベットで寝てるって」
ノブ「(☆o☆)…」
美貴「…避妊はしなさいねって…」
  「言われたょ」
ノブ「み、み、みきぃ」
美貴「あー見えて、話し、わかるよ、お母さん…」
  「お父さんの、言いなりになる人だけどね…」
ノブ「…父親の威厳が有るんだね、美貴の家は」
美貴「ノブは?」
  「関白?」
ノブ「そう見える?」
美貴「…見えない」
ノブ「…よね」
美貴「同棲だね」
ノブ「うん」
ギュッと、美貴が手を握ってきた
俺は、ドキドキしながら、車を走らせてた


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