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[地元へ]

美貴を乗せ、地元へ向かった
近づくにつれ、緊張した表情になる、美貴
ノブ「大丈夫か?」
美貴「うん、大丈夫」
不安げな顔に見えた
美貴を実家に送り届けた
ノブ「良く、話し合ってね」
美貴「うん…」
ノブ「何かあったら、
   直ぐ、連絡して、飛んで来るから」
美貴「うん」
俺が渡した、新しい携帯電話を、
握り締めながら美貴が言った
美貴「私は、大丈夫」
  「わかったら、教えてね」
ノブ「わかった」
美貴が家に入るのを、見届けてから
俺は、裕也の家に向かった
裕也、仕事、止めて、プラプラしてるらしいから
待ってれば、会えるだろう…
電話をすると、裕也は、寝ていた
今から行くと告げ、電話を切った
……裕也…
真実を…素直に話すとは、思えないけど…
裕也の部屋
懐かしいな…
両親は仕事に出てるようだった
裕也「どうしたんだ、急に」
ノブ「うん、」
  「美貴の事でちょっとね」
裕也「居場所、わかったのか?」
ノブ「うん」
裕也「何処に居るんだ?」
ノブ「…裕也には、教えないで欲しいって…」
裕也「何でだよ!」
ノブ「…」
裕也「ノブ、教えろよ!」
ノブ「なぁ、裕也」
  「居場所知って、どうするつもりなんだ?」
  「会いに、行くのか?」
裕也「ノブには、関係ないだろ…」
ノブ「…」
裕也「なぁ、何処に居るんだよ!」
ノブ「裕也、どうしても、知りたいか?」
裕也「教えろよ」
ノブ「交換条件がある」
裕也「何だよ…」
ノブ「…言いにくいんだけど…」
  「美貴の、出回ってる、ムービーとか、」
  「俺にくれないか?」
裕也「…」
ノブ「…だめか?…」
裕也「…」
  「ノブ、ヤリ損ねた女だもんな…」
  「いいよ、ヤルよ」
  「住所と、交換だ」
ノブ「美貴から、夕方、連絡が来るんだ」
  「裕也を連れて行く、会って話せよ」
裕也「…こっちに居るのか?…美貴…」
ノブ「直接話した方が、いいだろ?」
裕也「…」
ノブ「早く、見せろよ」
裕也「あ、あぁ…」
ノブ「全部、くれよ」
  「ネット、だいぶ消されてて…」
裕也「あるだけ、やるよ」
  「焼いてやるよ、DVDに」
ノブ「サンキュー」
裕也がデスクトップを起動させた
キチンとファイル分けされてた
ノブ「これ、全部そうか?」
  「俺が焼くよ…」
  「スゲーなぁ…」
裕也「人に、見せるなよ」
  「俺の顔も映ってるんだから…」
…裕也の顔も映ってるか…
自分はダメだけど、美貴は、
見せていいってか?…
ノブ「書き込み、遅いなぁ」
裕也「古いPCだから、仕方ないよ」
ノブ「腹減ったなぁ」
裕也「俺も…」
  「家、何もねーよ…」
  「カップ麺ぐらいしか…」
ノブ「お袋さん、作っておいてくれないのか?」
裕也「プー太郎に食わす飯なんか、無いってさ…」
ノブ「キツイね…」
裕也「そのうち、働くよ」
ノブ「俺、焼いてるから」
  「何か買ってきてよ」
裕也に5千円渡した
ノブ「つり、いらねーから」
  「DVD代…」
裕也「マジ?!」
  「助かるなぁ」
  コンビニでいい?」
ノブ「ヤだ、マズイから…」
  「吉牛がいいな」
裕也「駅前かょ…」
ノブ「よろしく」
裕也「車貸せよ」
ノブ「ダメー、お前が事故っても、
   保険降りねーもん」
  「チャリで行けよ、プー太郎」
裕也「ちぇっ」
  「行って来っか…」
裕也が買い出しに出てる間DVDを焼いた
動画と写真でDVDがいっぱいになった凄い量だ…
メールソフトを起動させた
怪しいメールの送信は無かった
Bookmarkに、
転送アドレスのホームページが有った
送信BOXを見た
ノブ「このアドレスは…」…間違いない…
美貴宛てに、送られて来る、
フリーアドレスだ…
美貴に送ってみた
『裕也のパソコンからメールしてる』
『同じアドレスだよね』と記入して
直ぐに、送信履歴を消した
自分の携帯から、美貴にメールした
『今俺が、フリーアドレスから送ったよ』
『夜、本人に直接事情聞くかい?』
『嫌なら、俺が聞くよ』と
美貴から返信が来た
『ノブの居る前で、ハッキリさせたいから』
『私も行く』
『夜は、父と話したいから、
 2時間後とかで、いい?』と…
俺は
『バイパスのゲーセンに居るようにするから、
 連絡ちょうだい』と、送った
『OK』と、短い返信が来た…
お袋さんと、話し中かな…
……裕也…
お前が、犯人だったんだな…
何故…こんな事をするんだ?…
美貴を、好きなんじゃないのか?
裕也…
パソコン内の、美貴のデーターを削除した
何処かに保存されてたら、意味ないんだけど…
…俺に出来る事は、やっておきたかったから…
程なく、裕也が戻って来た
裕也「大盛り、買って来たぜ」
ノブ「…サンキュー…」
裕也「見たろ…」
  「スゲーんだ、激ヤバだぜ、その動画…」
ノブ「これ、みんなネットに落ちてたのか?」
裕也「…まぁな…」
  「食おうぜ、吉牛」
はぐらかしたな、裕也…
ノブ「あぁ、食おうか…」
裕也と飯食うの、これで最後だな…きっと…
裕也「どうした?ノブ?」
ノブ「…凄すぎて、ビビった…」
裕也「…俺も、最初はそうだったよ…」
今は、違うのか? 裕也…
ノブ「最初?」
裕也「あぁ、美貴が、
   あんなスケベな女だと、思わなかったよ」
  「けど、俺の中では、アリだな」
裕也の言ってる事が、わからない…
ノブ「裕也、食ったら、ゲーセン居かねぇか?」
裕也「いいねぇ、ノブから小遣いもらったしな」
お前、何でそんなに明るいんだよ
美貴が、心配じゃないのか?
裕也とゲーセンで時間を潰していた
昔、良く来たなぁこのゲーセンにも…
美貴からメールが来た
『私、有名人だから…』 『人混みはちょっと…』
『中央公園のパーキングでいい?』
『今から、タクシーで行くから』
了解とメールを返して
ノブ「裕也、美貴から連絡来たよ」
  「行こうぜ…」
裕也「おう、行こうか」
何だよ、その、嬉しそうな顔は…
お前……わかってねーょ…
裕也「ここに来るのか?」
ノブ「中央公園…」
裕也「そっか」
裕也を乗せ、中央公園のパーキングへ
俺達が早く着いたみたいだ
5分程待つと、隣にタクシーが停まった
美貴が降りて来た
会社に行くような、スーツ姿で
タクシーの運転手が、トランクを開け、
キャリーバックを降ろした
裕也「…」
美貴、裕也を完全無視して俺に言った
美貴「トランク、開けて」
俺がトランクを開け、美貴のバックを入れた
裕也も車から降りて来た
裕也「美貴、久しぶりだね」
美貴「乗りましょう」
裕也を見ずに、美貴が言った
助手席に座る美貴
裕也は、仕方ないって感じで、後部座席に座った
美貴が、裕也を見た
美貴「私に会いたいって、何の用かしら?」
裕也「ノブ、席外してもらえるか?」
美貴「嫌よ…」
  「話しなら、この場で聞くわ…」
美貴が裕也を見た
美貴、強い目をしていた
裕也「…」
美貴「それで、話しって何?」
裕也「いゃ…」
  「俺達、やり直せると思ってさ…」
美貴「…」
裕也「なぁ、美貴、」
  「やり直そうぜ」


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