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[同居]

コンビニから帰ると
美貴は、ソファーにもたれかかり、寝ていた
美貴に毛布をかけ、
俺は床にゴロンと転がった
正直、どうしていいか、わからなかった
解決方法なんて、見つからない
出口の無い、迷路みたいだよ
なんか、やたら、疲れたなぁ
暑くて目が覚めた
あのままねちゃったんだ
時計は11時になろうとしていた
エアコンをかけ
美貴を見た
ノブ「寝てるな…」
ジーンズ姿のまま、
床に横たわってる美貴
ローライズだから、腰から肌が見えてる
スタイル、いいよなぁ
美貴が、乱暴されたなんて…
よこしまな事を、つい、考えてしまった
美貴「起きてるよ…」
ノブ「えっ 」
美貴「暑くて…」
ノブ「ごめん…」
何で、俺、謝ってるんだろ
ノブ「美貴、シャワー浴びてきなよ」
  「何か、食い物作っとくから」
美貴「…」
ノブ「はい、バスタオル」「さっぱりしてきな」
美貴「…」
トーストを焼きハムエッグを作り
買って来た、サラダを並べた
美貴がシャワーから出たようだった
ノブ「美貴、アイスコーヒーがいい?」
  「お茶もあるよ」
返事がない
振り返って、見ると
バスタオル、一枚の姿で、美貴が立っていた
ノブ「…美貴…」
美貴「…」
ノブ「…どうしたの…」
  「!…」
美貴が、タオルを外した
美貴「するでしょ…」
ノブ「…」
美貴「他に、私に優しくする、理由なんて、ないもんね…」
ノブ「……」
美貴「汚れた身体でよければ、どうぞ…」
ノブ「…」

美貴「何したって、かまわないわよ」
  「……こんな、身体…」
美貴に歩み寄った
美貴「…」
ノブ「ヤケに、なるなよ…」
美貴「別にヤケに…」
ノブ「服着ろよ!」
美貴「何、かっこつけてんの…」
ノブ「早く着ろって!」
美貴「…勃起させて、言う台詞かしら…」
ノブ「…」
美貴「そう、…汚い女とは寝れないって言うんだ!」
  「気取らないでよ!」
  「男なんか、ヤル事しか、考えてないくせに!」
  「何が、風俗は止めろよ!」
  「親の金で、いい暮らし、してる、坊ちゃんじゃない!」
  「格好つけないでよ!」
  「私なんか、死んだって、誰も困らないでしょ!」
  「死ぬ前に、ヤラセテあげるって、言ってんのよ!」
パシィ!
美貴の頬を、平手で叩いた
美貴、頬を押さえ、俺を睨んだ
ノブ「死ぬとか、言うなよ」
美貴「…」
ノブ「死んだら、何も、残らないよ…」
美貴「な、何よ、知った風な、くち…」
ノブ「確かに、勃起してるよ」
  「そんな格好見て、立たない奴なんかいねーよ」
  「美貴と、ヤリたくない男なんか、居ないだろ?」
  「けど…」
  「今は、格好つけさせろよ」
美貴「…」
美貴が、ぐずぐず泣き出した
ノブ「服、着なよ…」
美貴「ぶったぁ…」
  「…顔…ぶった…」
ノブ「…」
  「き、着ないと、また、ぶつぞ!……」
美貴「…グスン…着替え…ないもん…」
裸で、泣くなよ
俺はクローゼットから、
まだ、新しい、ボタンシャツを出し、 美貴に渡した
ノブ「ほら、着ろよ」
美貴「…グスン…下着だって…ヒック……」
俺…新品の、男物の下着を渡した
ノブ「これで、我慢しろよな」
  「今、洗濯してやるから…」
美貴「…だって…」
ノブ「まだ、何かあるかぁ?」
  「いいから、座って食えよ…」
すすり泣く、美貴
ガキみたいな、駄々言いやがって…
美貴の裸、見て、ドギマギしちまった
おもいっきり、立っちまったし…
ノブ「残さず、食えよな…」
美貴が、うなづいたように見えた
自分がドギマギしたからって
何で、こんな乱暴な言い方になるんだろう…俺…
会話も無く、
遅い、朝食を食べた
美貴がちらちら、俺を見てる
ノブ「死ぬとか言ったら、また、ひっぱたくからな…」
美貴「…うん…」
ノブ「洗濯、するか…」
バスルームに行き、美貴の下着に手を伸ばしたとき
美貴「いい……自分で…やるから…」
ノブ「わかった」
まぁ、見られたく、ないよなぁ下着とか
ノブ「乾いたら、買い物行くよ」
美貴「…私も?…」
ノブ「着替えとか、居るだろ」
美貴「…」
ノブ「ここには、美貴を知ってる奴、居ないよ」
  「髪型も違うし、誰も気づかないよ」
美貴「…うん…」
早く乾けよ…
目のやり場に困る
ボタン、上まで閉めろよ
誘ってんのかって
勘違いしたらどうすんだよ
俺…何イライラしてんだろう…
美貴を連れ、買い物に出た
俯いて、歩く、美貴
人の目を、気にしてるんだ
買い物は、いい、気分転換になったかも
会話も、それなりに、増え
少しは、明るい顔になったかな
美貴「…ノブ…お金、後で、ちゃんと返すからね」
ノブ「いらねぇ」
美貴「だって…」
ノブ「じゃあ、晩飯、作ってよ」
美貴「えっ」
ノブ「…美貴に、頼むのは、無謀かな…」
美貴「」
ノブ「スーパー寄って帰ろう」
美貴「うん」
ノブ「俺が、作るよ…」
美貴「ノブ、作れるの?」
ノブ「一人暮らし、もう、3年目だよ、俺」
美貴「そっか」
美貴と、同居して、3日経った
俺が、大学行ってる間に、美貴が掃除とか、してくれた
美貴、綺麗好きだから
見違えるほど、綺麗になってた
シンクなんか、光ってるよ
鏡も、汚れ一つない
美貴「何、してるの?」
壊れた、美貴の携帯電話をいじってる俺に、
美貴が聞いてきた
ノブ「俺の、古い電話にカード移すの」
  「たぶん、使えるよ」
美貴「いいよ、電話は…」
ノブ「嫌でも、親に、連絡入れておきな」
  「捜索願いとか、出されたら、面倒だよ」
美貴「…うん…」
ノブ「よし、使える」
  「俺、席、外そうか?」
美貴「いいよ、居て」
  「話すの嫌だから、メールする…」
美貴がメールを送った
美貴「…!」
ノブ「どうしたの?」
美貴「…未読、メール…」
ノブ「…見ないの…」
美貴「…怖いな…」
ノブ「俺が、見てもいい?」
美貴が携帯を俺に、渡した
未読、14件
ノブ「…!」
美貴「変なメール、あったの?」
ノブ「いや…」
美貴「嘘…顔に、書いてあるよ」
ノブ「…」
美貴「…見せて…」
ノブ「怖いんだろ」
美貴「消さないで!」
うっ…バレバレですか…
美貴「いつまでも、ウジウジしてられないもん…」
  「怖いけど…」
  「現実、見なくっちゃ…」
どうしよう、消したいなぁ
美貴「消しても、また、来るよ…」
ノブ「…」
美貴「…私の、裸、送られて来た?」
…黙って、携帯を、美貴に、渡した
美貴「…」
ノブ「…」
美貴「ふうっ…」
  「しつこいなぁ」
ノブ「アドレス、変えて、いや、電話、買おう」
  「新しいの、うん、それがいい」
  「まだ、店、やって…」
美貴「何、慌ててるの?」
ノブ「…」
だって、
あの事に触れたくないじゃん
美貴「変に、気を使われる方が、辛いよ…」
ノブ「うん…」
美貴「…強く、ならなくっちゃ…」
美貴、立ち向かう、決意、出来て来たのかな…
よかったけど
状況は、よくないなぁ
 また、メールかな?
美貴「お母さんだ…」
美貴「なるほどね…」
ノブ「何だって」
美貴「示談金が入ったんだって…」
  「私の口座に入れてあるから、
   しばらく、ゆっくりしてなさいだって…」
  「そうとう、邪魔なのね、私…」
ノブ「親父さんだろ」
  「母親は、そんな文面、送らないよ…」
美貴「どっちでも、同じよ…」
美貴、静かに、携帯の電源を切った

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